2019年9月21日Saturday

価値観の多様化や生活スタイルの変化により、育児と仕事の両立を図る人が増えています。特にシングルマザーはその家族構成から必然的に両立させる必要がありますが、現状は決して楽なものではありません。小さい子供の世話は不測の事態が起こることもあり、仕事に充てられる時間が短くなってしまうことも少なくありません。また、子供がいることを理由に雇用を拒否する会社もあり、問題の深刻化に拍車をかけています。しかも、仕事に就くことができても、就労時間の短さから給料は少なく、生活が立ち行かないケースも珍しくないようです。いくら働いてもお金の余裕がないと、ワーキングプアの状況に陥りやすくなってしまいます。

育児と仕事の両立が困難になっている理由には、子供を預ける施設が少ないことも挙げられます。小さい子供を預ける託児施設の数が希望者に比べて圧倒的に少ないため、利用したくてもできないのです。託児施設の中には劣悪な環境を放置している所も稀に存在するため、即座に子供を預けることに不安が生じるのも仕事との両立を阻む要因になっています。育児と仕事を両立できる環境の整備は社会全体で取り組むべき重要な課題です。しかし、費用や人員の面から遅々として進まない現状にあります。

短時間の勤務でも生活ができるほどの給料が得られる仕事や小さい子供を安心して預けられる託児施設の増加が求められてはいるものの、「夫が外で働いて妻が育児に専念する」という古い考えが日本には残っているため、状況の改善はなかなか進んでいないようです。